BETTERな選択

持たないことで得られる自由、選び抜くことで見えてくる豊かさ。「ベターな選択」は、ミニマリズムを軸に、よりシンプルで納得のいく暮らし方を提案するブログです。

「足るを知る」とは?ミニマリストが実感した5つの変化と暮らしのメリット

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ミニマリストブロガーのTOMOYAです。

私たちの暮らしは、いつの間にか「もっと、もっと」という欲望に囲まれています。
もっと広い家、もっといい服、もっと効率的な家電…。 もちろん、それ自体が悪いことではありません。

でも、手に入れてもなぜか満たされない。
そんな経験はありませんか?

そこで、ミニマリストの間でよく語られる「足るを知る」という言葉があります。
これは、今あるもので「もう十分」と思える心を大切にする生き方です。

実際に私が「足るを知る」暮らしを意識するようになってから、生活の中でたくさんの前向きな変化が起きました。

今回は、その中でも特に大きな【5つの変化】をご紹介します。

1. モノに振り回されなくなった

「足るを知る」と、今持っているモノに対しての満足度が自然と高まります。

以前は、SNSや広告を見るたびに「あれも欲しい」「これがないと不便かも」と思い、気づけば家の中はモノであふれていました。
でも、必要最低限のもので満たされていると気づいたとき、もう余計な買い物をしなくなります。

買い物をするときも、「これは本当に必要か?」「今あるもので代用できないか?」と冷静に考えられるように。 衝動買いが激減し、財布にも心にも余裕ができました。

2. 時間にゆとりが生まれた

モノが少ないと、探し物の時間や掃除の手間が劇的に減ります。

たとえば、朝の身支度。以前は「何を着よう?」「あのネクタイどこだっけ?」とバタバタしていました。
でも服が少数精鋭になると、選ぶ時間すら短縮されます。
掃除も楽になり、家事全体がコンパクトに。

その結果、余った時間を読書や家族との時間に使えるようになり、毎日の満足度がぐっと上がりました。

3. 比較から解放された

SNSを見て他人の暮らしと比べて落ち込むこと、ありませんか?

「足るを知る」ことで、他人と自分を比べる必要がないと気づきました。
誰かの素敵な家やおしゃれな暮らしを見ても、「それはその人にとっての“足る”」であり、「私は私」と思えるように。

自分の軸がしっかりしてくると、SNSの情報に振り回されず、心の安定が保てます。
これは、精神的にとても大きな変化でした。

4. 感謝の気持ちが増えた

「足るを知る」とは、今あるものに目を向けるということ。
これは感謝の心と密接につながっています。

日常の中で「当たり前」と思っていたことが、実はとても恵まれていると気づけるようになりました。

雨風をしのげる家があり、温かいごはんが食べられ、家族が元気でそばにいてくれる。
こうした「小さな幸せ」に敏感になれたことで、不満が減り、穏やかに暮らせるようになりました。

5. 人生の本質が見えてきた

モノや肩書き、評価…。
それらを一度手放してみると、本当に大切なものが見えてきます。

「足るを知る」ことで気づいたのは、自分が本当に望んでいたのは「豊かさ」ではなく、「安心」や「つながり」だったということ。

モノが少なくても、心が満たされていれば、それは立派な幸せ。
今は「自分にとっての幸せ」を見失わないように生きていきたいと思っています。

おわりに

「足るを知る」ことは、決して我慢をすることではありません。
むしろその逆で、「もう十分だ」と思える心を育てることで、満たされないループから抜け出すことができるのです。

モノも情報もあふれる今だからこそ、「足るを知る」ことの大切さが、ひときわ光って見えます。
あなたの生活にも、きっと温かい変化が訪れるはずです。

 

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